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【食品衛生】農水省が国内のHACCP導入状況を公表(令和2年度統計)

先月25日、農水省より令和2年度食品製造業におけるHACCPに沿った衛生管理の導入状況の実態調査結果が公表されました。概要は以下の通りです。

HACCP導入状況の実態調査結果

調査結果


・HACCPを導入済みとする企業は42.7%で、令和元年度の調査時に比べて20.2ポイント増加。
導入途中まで加えると60.4%と過半数を超えた。

・企業の年間販売金額の規模別にみると、50億円以上の企業では9割以上が導入済みであるのに対し、1億円未満の企業では約3割と差が見られた。

・HACCP導入済み・導入途中の企業について、HACCPに基づく衛生管理を行っている企業は62.6%、HACCPの考え方を取り入れた衛生管理を行っている企業は37.4%だった。
また、そのうち第三者認証を取得等している企業は46.0%だった。

・取得している認証について「地方共同団体によるHACCP認証」が12.5%と最大で、次いで「FSSC22000」が12.1%、「ISO22000」が8.5%、「業界団体によるHACCP」が5.9%、「JFS-B規格の認証」が4.9%と続いた。

・HACCPに沿った衛生管理の導入による効果として、「品質・安全性の向上」が82.4%と最大で、次いで「従業員の意識の向上」が65.9%、「企業の信用度やイメージの向上」が48.9%であった。


詳細はこちら→

https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/syokuhin_doukou2/index.html


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